ブルータイガーパロットって、新しいパロットファイヤーの仲間なの?
どんなパロット?なんて思っていませんか?
この記事では、そんなブルータイガーパロットについてご紹介します。
名前のコンビクトとは「囚人」という意味があるそうで、縞模様が囚人服の縞模様に見えることから付いた名前だそうです。
ブルータイガーパロットは、比較的に新しい品種ですが、ここ1~2年は流通量も増えているように感じます。
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ブルータイガーパロットの餌は?
・冷凍餌
・ドライフード
ブルータイガーパロットは、選り好みせず何でも食べます。
それも飼いやすさの要因です。
冷凍赤虫や冷凍ディスカスハンバーグ、その他の冷凍餌各種、ドライフードも金魚・メダカ用~熱帯魚・海水魚用まで何でも食べます。
飼育者もストレス無く魚を飼うことを体験できるので、本当におすすめの熱帯魚です。
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ブルーターガーパロットの他に品種はいる?
ブルータイガーパロットの他に品種はいるのでしょうか?
スノーホワイトパロット(プラチナパロット)
・スノーホワイトパロット(プラチナパロット)
・キャンディパロット
スノーホワイトパロット(プラチナパロット)という品種がいます。
こちらは、ブルータイガーパロットからゼブラ模様を取り除いて、プラチナホワイト色をした品種になっています。
コンビクトシクリッドが元の魚なので、もちろんキャンディーパロットも同じ品種ですね。
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ブルーターガーパロットの寿命は?
・寿命 3年前後
ブルータイガーパロットの寿命は3年前後ですが、とても強健なため病気にも強いです。
その強健さは稚魚期から感じるのですが、気が強く丈夫なシクリッドの稚魚は総じて強健ですね。
とても飼いやすい魚で、病気とは無縁だと感じるくらい丈夫なシクリッドです。
ブルーターガーパロットの大きさは?
・全長5~10cm程度
最大全長で10㎝位ですが、メスはオスと比べて明らかに小さいです。
元の品種のコンビクトシクリッドの最大全長が12cm位なので、バルーン体型のブルータイガーパロットは、それより小さいですね。
バルーン体型の改良種は、通常種より小さいことと、泳ぎも通常種よりは得意ではないので、そのぶん飼いやすいのも良い点です。
ブルータイガーパロットが何かの拍子で驚いて水槽内を走った時に、キリモミ状態で泳ぐことがありますが、一見すると異常に見えるその状態でも、体型がショートになっているぶん泳ぎが下手になっているのが原因であって、異常ではないので覚えておきましょう。
ブルータイガーパロットに必要な水槽サイズは?
水槽が大きいほど水量も入りますし、スペースも広いので良いのですが、40cm位の水槽(20ℓ水槽)から飼育することができます。
そもそもがバルーン体型なので大きくならないのと、泳ぎが通常種よりは下手なので、小さめの水槽からでも飼育可能なのです。
このくらいの水槽からであれば、単独飼育またはペア飼育ができます。
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ブルータイガーパロットの飼育・繁殖
・水槽20ℓ水槽から可能
・水温28℃
・混泳可能
ブルータイガーパロットは、稚魚期からであれば30㎝水槽または、それより小さい水槽からでも育成できますが、ある程度の時期になって個体が成長してきたら水槽のサイズアップが必要になります。
おすすめは45~60㎝の規格水槽以上がおすすめです。
pH値などは中性前後が無難で、幅広い水質に対応する強健さがあるので、水質は気にする必要はありません。
それでも最適な水質を作るために、各カルキ抜きや毒物除去剤から、目的に合ったものを選びましょう。
最強濾過バクテリアや、最強PSBなどについても以下のリンクから関連記事をご覧ください。
フィルターは何でも構いません。
水温は28℃にセットします。
20ℓ水槽と、小さめの水槽であってもペア飼育をして繁殖ができます。
ペアが産卵すると、受精卵であれば2~3日で孵化し、それから更に2~3日で稚魚が泳ぎ出すようになります。
稚魚が泳ぎ出すようになったら、生きたブラインシュリンプベビーを与えましょう。
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その頃には親魚から離してしまってもいいですし、もう少しの間だけ親子で泳ぐ姿を観察してもいいですが、あまり長く親子でいると親魚が子供を殺すようになったりもするので、気をつけてください。
ブルータイガーパロットの稚魚・幼魚は、人工のベビーフードにも慣れやすいため、飼育を楽にするために早めに人工餌に切り替えるのも方法です。
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そうやって稚魚が幼魚となり、それなりの数がいれば水槽のサイズアップが必要ですが、私の場合は20ℓ水槽のあとは100ℓ水槽に移動させて育成しました。
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100ℓ水槽であれば幼魚の育成に困らないのでおすすめですが、一般的には60㎝規格水槽(約58ℓ)が入手もしやすく、一般的かもしれません。
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90㎝規格水槽(約158ℓ)であれば、なお余裕があって良いです。
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ブルータイガーパロットの混泳
混泳に絶対はありません。
水槽サイズや個体の匹数などでも違ってきます。
ブルータイガーパロットは気が強いシクリッドで、丈夫さなども本当にパロットファイヤーの小型版かのようです(実際は別種)
ですが混泳可能な気の強さですし、体のサイズも小さめなぶん、なおさら混泳しやすいんです。
私の水槽では、プレコ(セルフィンプレコやサッカープレコ、タイガープレコなど)、ラミレジィ、アピストグラマ、エンゼルフィッシュ、グラミー(ドワーフ系)、コンゴテトラ、ディスカスなど、あらゆる魚と混泳しています。
ただし、同サイズの稚魚期の時にディスカスの稚魚と混泳させた時は、ディスカスの稚魚がブルータイガーパロットから攻撃を受けて全滅したこともあります。
ブルータイガーパロットの群れとの混泳は稚魚期に関わらず危険度が格段に上がるので気をつけてください。
ブルーターガーパロットが群れでいる水槽に、あとから魚を混泳させる場合は特に危険なので、そのような場合は大きな魚を入れることで混泳バランスをとることが可能です。
シクリッドの混泳は、魚同士のパワーバランスを取ることに尽きるのです。
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強健で病気になりにくい
ブルータイガーパロットは、体は大きくないのにとても強健で病気になりにくい魚です。
丈夫だという意味では飼いやすい魚です。
それでも、どんな魚でも歳を取ってくると病気になりやすくなります。
異変を感じたら様子見をせず、対処するようにしましょう。
魚病薬や病気治療については下記の関連記事をご覧ください。
とても飼いやすく繁殖も簡単
ブルータイガーパロットは、とても丈夫で飼育しやすく、繁殖も簡単にできます。
エンゼルフィッシュと同じく、卵生魚で繁殖する魚の入門種としても良いと思います。
ぜひ、飼育・繁殖に挑戦してみてください。
愛らしいブルータイガーパロットの群れに癒されること間違いなしです!
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